第29章 ラズベリー
Sho side
潤の脚を抱え上げて
奥に向かって腰を押し込む
と同時に,空いている手で潤のお腹を軽く押した
潤「やぁっ…ふっ…く,んっぁあっ」
躰がピクピクと跳ねて
ナカに入る俺をギュッと締め付けてくる
翔「っ…ん…っ…ふぅ…」
搾り取られる様な射精感に必死に耐えながら
またギリギリまで引き抜いて奥を突き上げた
俺の動きに合わせて
車までゆさゆさと揺れている気がする
潤「ぁんんっ…ぁっ…はぁ…翔く…イっちゃう…」
オナカに置いた手をぎゅっと握って
ガクガクと腰を揺らす
見えないけど…零れてるだろう涙をぬぐうために頬に手を伸ばした
翔「俺も…イきそう…一緒にイこ…」
濡れた頬をぬぐうと
突き上げるスピードを速めて
さっきまでオナカを撫でていた手を
潤の中心へあてがった
潤「ぁっ…あっ…ぁんっ…」
規則正しいピストンに合わせて
潤の躰が跳ねて蜜が溢れ出てくる
翔「っ…ふ……ぁ…潤っ…」
潤「ぁっんっ…ソコっ…ぁあああっ」
外にも聞こえるくらいの
悲鳴みたいな声をあげて
ガクガクと大きく反りかえった
翔「ぁっ…んんっ…ぅぁ…」
ビクンビクンと揺れる躰に
搾り取られるように
俺も潤のナカに熱を放って
そのまま震える躰の上に
ドサッと倒れ込んだ
シン…と静まる車内に
微かに波の音が聞こえて
二人の熱く荒い吐息だけが
大きく耳に響いていた