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センニチコウ-変わらない愛を永遠に-

第26章 キキョウ


Jun side

「今日明日はゆっくり休んでくださいね?」

潤「…わかってる…お疲れ様…」

心配そうなマネージャーの声を背中に聞きながら

なんとか家まで辿りついてソファに沈み込んだ

潤「あー…最悪…」

今日はこれから翔くんとご飯に行く予定だったのに…

そのまま家で明日のオフを2人で
まったり過ごせる予定だったのに…

ため息しか出てこない

今朝起きた時は
なんとなく喉に違和感があっただけ

でも,風邪気味かなー…なんて甘くみていたら

熱も出てきたみたいで寒いし怠いし

とてもじゃないけどご飯なんて行けそうにない

ソファに沈んだままカバンを引き寄せて
携帯を取り出す

[ごめん風邪ひいた
今日ご飯行けない…]

ぼーっとする頭で
とりあえず思いつくままの文を翔くんに送って

薬を飲むために重い躰を起こした

潤「まじか…」

運悪く風邪薬も解熱剤も切らしていて…

買いに行く気力もないし…

とりあえず寝よう…
明日起きて動けたら薬局に行こう…

潤「さむっ…」

両腕で自分の躰を擦りながら

携帯をリビングのテーブルに放置したまま

ベッドに潜り込んで

寒気と闘っているうちに
いつの間にか眠りに落ちていた
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