第21章 アレキサンドライト
Kazunari side
和「ああっ…んっ…ぁっ…ぁっ…」
下から突きあがってくる熱い塊を
奥で受け止めると
躰が崩れそうになる
力の入らない躰を
なんとか手で支えて
ベッドサイドに置いた
デジタル時計に目をやった
Pm 11:59 44
今日はわざわざ
洗面所に置いてある時計を
ベッドの横まで持って来ていて
エッチをはじめる前に
良く見える位置に置いた
Pm 11:59 52
53 , 54 , 55 …
秒数を心の中で一緒に数えた
和「あっ…んっ大野さっ…はぁっ…」
手を大野さんの顔の横について
なんとか躰を支えて顔を近づける
58
智「ん?」
Am 0:00
和「っ誕生日…おめでとっ…んぁっ…」
人が喋ってるのに…
下からトンと衝撃がくる
智「…え?…っふぅ…あ…日付,変わった…?」
横目で時計に目をやって
ふふふっと微笑む
和「ぁっ…おめでとっ,てば…んっ」
祝福の言葉に返事がないから
唇を塞いだ
智「んっ…ふっ…んんっ…ぁりがと…」
照れ臭そうに笑った顔が優しくて
俺の方が嬉しい気分になった
和「ああっ…はぁっ…んんっやぁっ…」
いきなり腰を掴まれて
思い切りゆすぶられる
和「ダメっ…あっ…でちゃっ…待ってっ…」
躰を倒していたから
中心が大野さんのオナカにこすれて
いっきに昇り詰めていく
智「っ…んっ…も,我慢できない…」
和「ああっ…やぁっ…イっちゃ…ぁああっ…っ」
あっという間に熱を放ち
大野さんのオナカを汚した