第16章 ニリンソウ
Sho side
翔「よかったな…」
認めてもらえたことも
祝福してもらえたことも
そして,変わらない態度でいてくれたことも
俺達にとったら
ものすごくありがたくて
嬉しいコトだった
まして…潤の一番大事な親友…
俺の大事な後輩…
翔「幸せにするよ…」
斗真に約束しちゃったからね…
腕の中を覗くと
堪えられない涙が
頬にいくつも流れていた
翔「泣くなよ~…斗真に怒られるだろ?」
唇でそれを吸い取ると
あどけない表情でキラキラと笑った
潤「んんっ…はぁっ…翔く…んっ…」
シーツに埋もれて俺の下で潤が揺れる
今日も…俺達にとって特別な日になった気がした
二人だけだった世界が
少しだけ広がったような…
そんな気分
噛みしめたくて…
ずっと潤と繋がっていたくて
ゆっくりと潤のナカを味わった
潤「あっ…んっ…はぁっ…翔くんっ…」
ビクビクと躰を揺らしながら
泣きそうな顔で俺を見上げてくる
翔「潤…愛してるよ」
動きを止めて潤の躰をギュッと抱きしめた
潤「あっ…んんっ…愛し,てるっ…」
潤のナカが俺を締め付ける
心も躰も俺に反応してくれることが
嬉しくて愛おしい…
潤「はぁっ…ね,しょ…くん…動いて?」
味わってるのに…潤の腰が厭らしく動く
翔「っ…もう…我慢できないの?」
腰を引いて逃しながら
潤の躰に舌を這わせた
潤「やっ…だっ…ナカに,もっと欲しいっ,ぁっんん」
脚で腰を抑えつけられて
一気に奥まで熱が呑み込まれる
…最近…潤が大胆になってきてる気がする…
どんな潤も好きだけどね…