第16章 ニリンソウ
Sho side
潤「んっ…翔くん…ずっと翔くんがすきっ…ぁっ」
素直に答えてくれる潤が愛おしい
躰に手を這わせると
全部に反応するように
潤の躰が跳ねる
片思いじゃないでしょ?と確認するような
不安そうな声に
翔「うん…俺も潤がずっと好きだよ…」
顔を自分の方に向かせて唇を塞ぐ
不安にさせてごめん…
…でも…潤がそれだけ俺に
夢中になってくれるのが嬉しいんだ…
翔「潤はずっと俺の特別だから…」
耳元で囁けば
強張っていた躰が解けて
俺の胸に凭れてくる
翔「ベッド行こうか」
手を引いて寝室に行き
雪崩れ込むようにベッドに押し倒した
潤「翔くんっ…」
首に手を絡めて
キスを強請ってくる
翔「潤…愛してるよ…」
深く唇を合わせて
舌を絡めた
潤「んんっ…ふっ…んんっ…」
唇を下へとおろしていく
服を素早く脱がせて
胸の尖りを口に含む
潤「ああっ…んっんっ…しょ…く…」
躰を揺らしながら
脚がモゾモゾと動くのが見える
翔「我慢できなくなっちゃった?」
ズボンの上から中心を優しく握る
潤「はぁっ…んんっ…だって…」
ビクビクと躰を跳ねさせながら
また首に縋ってくる
潤「ずっと…触りたかったの…」
片方の手が服の中に滑り込んで
脇腹から胸へと這っていく
翔「っ…おま,え…煽るなよ…」
不意打ちに俺の躰もビクンと揺れた
潤「はやく…シて…?」
アルコールが入ってるからなのか…
斗真に対する対抗心からなのか…
いつもより大胆な言動に翻弄され
俺の熱も溢れそうなほど躰中を渦巻いていた