第11章 デイジー
Jun side
翔「っ…じゅ…ちょ…待って…」
躰をしっかり抱き締められても
勝手に動く腰は止まらなくて
潤「あっ…はぁっ…んんっ…むりっ…」
掴まるところを求めるように
翔くんの首に腕を絡めた
翔「ぁあ……っ,じゅんっ…待てってっ…」
制止の声が聞こえるけど
アルコールに侵されたナカが疼いて
もっと欲しくて自分じゃどうしようもない
潤「しょ,くんっ…もっと,ほしっ…」
俺が腕を絡めて
翔くんの動きを止めてるのに
そこまで思考が働かなくて
動いてくれないのがもどかしくて
片手でソファの背凭れに掴まって起き上がって
その反動でソファに倒れ込む
翔くんの上に跨った
そのまま翔くんの胸に手をついて
自ら腰を上下させる
翔「んっ…ぁあっ…あ,じゅんっ…」
眉根を寄せて
普段あまり聞くことのない
翔くんの甘い声が嬉しくて
恥ずかしさより
快感を求めて
もっと翔くんに気持ちよくなって欲しくて
腰を動かし続ける
潤「あっ,あっ,あっ…はぁ…っ」
翔「あぁっ…あ,まってっ…やばぃっ…」
そう言った翔くんが
腰を抑えようと俺の腰を掴んで
でも俺の動きと重なって
最奥を勢いよく突き上げられた
潤「…っ,ぁああっ…」
その刺激で白濁を翔くんの腹の上に吐き出して
躰の力が抜けて
翔くんの上に崩れ落ちると同時に
翔「っ,んぁっ…」
ナカが熱く濡らされた