第8章 マリーゴールド
Jun side
ゴクッと翔くんの喉が動いて
潤「飲まないでよ……」
前にも飲まれたコトはあるけど
やっぱり自分の吐き出したモノを飲まれるのは恥ずかしい
でも翔くんが
翔「美味しかったよ」
って甘く微笑って言うから
俺も翔くんを気持ちよくしたくなって
潤「…お返し,させて…?」
そう言うと
少し恥ずかしそうにしながら
バスローブを脱いで
ベットヘッドに凭れて座ったから
その足元に顔を埋めて
熱く蜜を溢れさせるモノを口に含んだ
翔「…っ,あ……ぁ,ん…」
微かに漏れる甘い吐息が
気持ちいいって知らせてくれるみたいで嬉しい
先端に唾液を絡めて
唇で扱くようにすれば
翔「はぁっ……あ…っ,ぁあっ…」
熱が口内に吐き出された
翔「…おいで」
その声に導かれるように
座ったままの翔くんの肩に顔を預けて
膝立ちで抱きつく
片腕で腰を支えられて
ローションを纏った指が双丘を割って
蕾に触れたとき
一瞬覚えてしまった痛みを思い出して
躰に力が入った
翔「…潤…」
でも名前を呼ぶその声が優しいから
息を吐いて力を抜いて
潤「…翔くん…すき…」
大丈夫,の意味を込めて首筋にキスをした