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センニチコウ-変わらない愛を永遠に-

第61章 ミラク


Masahiro side

雅「昌宏さん…あいしてるよ…」

荒い息を吐く隙間で
ギュッと背中を抱き寄せながら
俺の欲しい言葉をくれる

…やっぱり雅紀が傍に居てくれれば
それだけでいい

傍にさえいれば
全部俺のモノだから

他の奴らに笑いかけた笑顔も全部ひっくるめて

俺のモノだから…

でも…

昌「まー…愛してる…」

それ以上に俺は全部
雅紀のモノだけどな…


俺を抱きしめたまま眠りに落ちていく雅紀をギュッと抱き寄せた

昔から可愛かったけど
ひょろくて元気な子ってイメージだった

でも年を重ねるたびに

雅紀の性格…
優しさや気配り…
人を癒す笑顔
天性の明るさ
真面目さ…
頑張り屋…

全ての相乗効果で
ドンドン魅力的な男になっている

雅紀の悪口をいう奴は
こんな荒んだ芸能界にすらいない
言う奴はよっぽどそいつが汚いヤツなだけだ…

これは恋人の欲目ではないと思う

男女問わず
雅紀の魅力に虜になってる

それを雅紀は笑顔で受けとめる

だからこんなに俺がやきもきするんだ…



雅「んっ…まさ…ろ…さん…」

躰を綺麗にしていると
微睡みながら手さぐりで俺を探す

昌「まー…ここにいるよ…」

抱きしめて頬に手を添えると
蕩ける様な笑顔を俺の胸に摺り寄せる

このまま俺のナカに溶けてしまえばいい…

そんな風に思う

雅「料理…食べる…」

目も開かないのに
そんな可愛い事を言う

昌「明日弁当にしてやるから…」

雅「皆にも食べさしてあげりゅ…」

言いながら胸の中へ落ちていった


誰にでも優しい雅紀
可愛い雅紀
カッコイイ雅紀

…どんな雅紀でも

全部俺のモノ…
全部…俺の愛しい宝物…


だからずっとそのままで


もっともっと魅力的になる姿を俺は見てるから



何も飾らず そのままで





* To be continued ...
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