第61章 ミラク
Masaki side
潤「あ,翔くん出た♪お疲れ様ー」
アーティストさんの歌唱が終わると共にテレビに
次のアーティストさん紹介のために
翔ちゃんが映し出された
和「沖縄はすげーいい天気なんだね」
智「こっちも暑いけどなぁ」
雅「暑いのは夏が始まったからねっ」
今日は俺たちも何回か出番があるけど
まだもう少し時間があるから
のんびりと翔ちゃんの頑張りを見てたら
「おはようございまーすっ」
俺たちがいた広めの練習に使われる部屋に
後輩たちが入ってきた
「おはよー」
その後ろからは昌宏さんたち…TOKIOも入ってくる
「あ,二宮くん!カキフライ上手くできました?」
山田は一直線にニノのところに向かって行って
和「バカお前,声がでかいんだよっ」
「え?あ,すみませんっ」
言葉とは裏腹に笑顔のニノと喋ってる
「相葉くんっ,おはようございます!」
俺の隣には最近番組でちょこちょこ会うから
プライベートでご飯に連れてったりしてるうちに
妙になついてくる伊野尾がポンと座って笑顔を向けた
雅「おはよ」
「今日メドレー何歌うんですかっ?」
雅「ん?俺はマッチさんの曲歌うよ」
擦り寄るように話しかけてくる伊野尾が可愛くて
ワイワイしてきた楽屋の中で
いつの間にか伊野尾と話し込んでいた