第59章 スイカズラ

Jun side

ゆっくりナカに挿入ってきた翔くんの中心…

それがトン…と最奥に当たって
奥まで一つになれたのがわかると

涙が溢れてきた

翔くんの指先がそれを拭ってくれて

握った手のひらに力が込められる

潤「幸せ…翔くん…あいしてる…」

空いてる手でぎゅっと抱きついて
涙混じりだけど…しっかりと伝えると

翔「俺も…幸せだよ…」

ちゅ…と唇が重なって

翔「動いてもいい?」

視線を絡めて聞かれる

潤「ん…いっぱいちょうだい…」

そう言うと翔くんの腰が引かれて

ナカの気持ちいいところを擦りながら
また最奥まで挿入ってきた

潤「んぁっ…ぁあ…あっ…あ…っ」

零れる涙を唇で舐めてくれて

翔「んっ…はぁ…っ」

薄く唇を開いて甘い吐息を吐く翔くんと目が合う

潤「あっ…んぁあ…っ…あ…翔くん…っ」

その目を逸らさないまま
名前を呼ぶと

翔「あ…ん…っ…潤…好きだ…っ」

顔中にキスをしてくれながら
愛を何度も伝えてくれて

潤「ぁっ…あっ…ん…も,出ちゃう…っ」

与えられる快感もだけど…

翔くんと一つになれてる

翔くんと愛し合えてる

気持ちが通じあってる

そのことが躰の中の熱を押し上げて

翔「うん…一緒にイこうか…っ」

きゅっと手をしっかり繋ぎながら
片手で中心を上下に動かされると

潤「あっ…あっ…イく…んぁ,あっ…ぁあっっ」

ドクン…とその手の中に白濁が吐き出された

翔「んっ…ぁぁっ…」

それとほぼ同時に
ナカで大きく翔くんの中心が脈打って
熱い液体が流れ込んできた