第57章 カルセドニー
♡オマケのKazunari side♡
和「…ごめんなさい…」
雑誌の撮影で今日は潤くんと2人の仕事
撮影用のテラスハウスの控室で
俺は潤くんに袋を差し出しながら
頭を下げた
潤「ぁ?…ぁー…ふふ…ずいぶん楽しんだようで…」
潤くんのニヤついた声が降ってきて
目線をあげることができない
和「ご…めん…智に弁償させるからっ…」
潤「ははっ…大野さんが弁償すんのかよっ」
和「だってあいつが…っ」
思わず状況を説明しそうになって
慌てて口を閉じた
朝起きて,リビングに転がっていた天使の衣装を手に取ると
服は生クリームに汚れて黄ばんでるし
輪っかは不自然に曲がって
羽は毟られた様にぼろぼろだった
これは翔さんから借りた
潤くんの私物…
そのまま何食わぬ顔で返すこともできずに俺が謝るハメになった
潤「全然いーよ…コレ,翔くん気に入ってなかったっぽいから,ニノたちにあげる♪…治せば使えるっしょ??」
和「え??…え??」
いらないけど…
なんてことも言えず…
潤「こんなになるまで使ってもらえるなら俺も嬉しいよっ」
俺はすぐ脱がされちゃったから~…
と潤くんは心底残念そうに言う
借りた時の翔さんの発言といい…
一体何があったんだ…
やっぱ気になる…
潤「でも,たまにはこーゆーので刺激あるのもいいっしょ?…今度…メイド服とか貸そうか??」
和「いらねーわっ!!」
それから…
もえるシチュエーションだの…
怪しげな玩具だの…
色々紹介してくれる潤くん
確かにドキドキはするけどさ
たまにはいいのかもしれないけどさ
俺はね…
…平和に…普通が一番だと思うのよ…?
特別なドラマはなくっても…
潤「あ,黒猫のコス…斗真に貰ったんだけどね,あれは結構いいと思うよ~…ニノ着たらすごい可愛いと思うっ」
和「ぅ…ぁ……じゃぁ…今度…貸してください…」
*To be continued....