• テキストサイズ

センニチコウ-変わらない愛を永遠に-

第57章 カルセドニー


Kazunari side

和「んぁ…ぁぁっ…」

2人でほぼ同時に熱を放って

躰から力がいっきに抜けて
かろうじて引っかかっていた躰が
机から落ちていく

智「ぉぁ…あぶねぇ…」

智がそれを抱えてくれて
ギュッと抱きしめてくれた

智「かず…最高…」

和「バカ…」

抱きしめ返したいけど
全然力が入らなくて

躰全部でもたれかかるように
智に身を預けた

智「もう一回風呂入るか…」

耳元で囁いて
俺の躰を軽々と抱き上げる

和「ぁ…ちょ…これ…とる…」

背中と頭にまとわりつくように揺れている羽と天使の輪っかを
智に脱がしてもらった

智「ぁ…やべ…」

和「ん??」

智「いや…なんでもない…風呂いこ…」

再び智に抱え上げられて
浴室に向かう

智の腕の中はふわふわしてて
飛んでるみたいな気分になる

俺のが天国連れてってもらっちゃったみたいだ…

そんなことを思いながら胸元に頭を預けた

智「かず…まだ寝ちゃだめだぞ?」

優しい囁きを聞きながら浴室に降ろされて

たぶん躰をきれいにしてもらって…

でも,俺はほとんど記憶がなくて…

気付いたらベッドの上で

智の腕の中
朝を迎えていた

/ 1617ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp