第57章 カルセドニー
Kazunari side
智の熱い塊が蕾に押し付けられる
智「ね…いい…?」
和「うん…さとのちょうだい…?」
智「天国…連れてってね…?」
にこっと微笑みが落ちてきて
直後にグッと体重がかかった
和「ぁんっ…んんっ…ぁ…ふぁ…」
あまり解してないソコは
久しぶりだからか
すごい圧迫感で
息を吐いても吐いても力が籠る
智「っ…キツ…っ…はっ…んっ…」
ぐっと智が力を込めるたびに
めりめりと躰が開かれていく
和「っ…ん…ふ…ぅ…ぁぁっ…」
少しの痛みが俺を貫くけど
でも,それすらも
智を感じられて嬉しかった
…俺は,智とだったら
天国でも地獄でも…
どこにだって一緒に行ってあげる…
心の中でそう呟いて
智の首に腕を回した
智「っ…はぁっ…優しくできなくてごめん」
智はキツく締め付けるそこに
力を入れて押し進んでくる
和「っ…大丈夫だから…っ…もっとちょうだい…」
余裕のない智の顔が嬉しくて
傷みはそれほど苦痛に感じなかった
躰の奥が熱い…
それを早く埋めてほしい…
智を見つめると
唇が落ちてきて
ちゅっと口づけてくれる
それを引き寄せて
舌を絡めた
和「んっ…んんっく…ふぁっ…んんんっ」
舌を絡めて深く口づけをしながら
ぐんと奥に智の存在を感じた
智「んぁ…はぁっ…入った…」
眉をさげてふっと笑う
愛おしくてたまらない
俺の大好きな笑顔だった