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センニチコウ-変わらない愛を永遠に-

第56章 アセビ


Jun side

潤「ねーねー…今日のVS勝てるかな?」

火曜日明け方…
ベッドの中で後ろから抱き締めてくれる翔くんを振り返ると

翔「今日って相手Sexy Zoneだろ?まだ後輩には負けてらんねーだろ」

翔くんがふふっと笑った

潤「でも10くらい歳違うからねー…」

腕の中で向きを変えて翔くんを見上げると

翔「珍しく弱気だな,潤」

短い前髪を指先で弄りながら翔くんが微笑む

ぐっと躰に力をいれて
翔くんを跨ぐようにして起き上がって

翔くんを見下ろした

潤「じゃあさっ!俺が正解したらご褒美ちょうだい?」

翔「ふふ…なにそれ…俺も一緒に戦うのに?」

笑いながら翔くんの手が伸びてきて
頬を包まれる

潤「だって翔くん勝てるって言ったじゃん!どっちが正解するか勝負だよっ」

その手に引き寄せられながら言うと

翔「いいよ?じゃあ…その代わり今日勝てたら潤は俺のお願い一つ聞いてね?」

唇が触れ合いそうになりながら
目の前の翔くんがニヤリと笑った

潤「いっ…いいよ?俺の勝ちだもんっ」

何気ない会話から始まったゲーム…

若くて元気な後輩に勝てるかなー?
なんてちょっとした始まりだったのに

今更引き返せなくなっていた

翔「ふふ…VS…頑張ろうな?おやすみ…」

翔くんの上から降ろされて
ぎゅっと抱き締められて唇が重なった

潤「んっ…おやすみなさい…」

暖かい腕の中で
数時間の睡眠に身を委ねた
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