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センニチコウ-変わらない愛を永遠に-

第54章 ラケナリア


Jun side

翔「潤…お疲れ様っ!」

向かいに座った翔くんが少し掲げたグラスに

潤「ありがとう」

自分のグラスをぶつけると
キレイな音が響いた

一口シャンパンを飲んでから

カニクリームコロッケに箸をつける

翔くんの視線を感じながら口にいれて

潤「おいしっ…すごいおいしいよっ」

翔くんに笑顔を向けると
ホッとしたように翔くんも笑った

作ってくれた料理は
どれも本当においしくて…

ニノと涼介にも感謝しつつ

苦手なことを
俺のためにこんなに頑張ってくれたのに

浮気とか思って…

疑ってごめんなさい…って心の中で
もう一度しっかり謝っておいた


潤「あー…お腹いっぱい…」

デザートのモンブランも食べ終わった頃には
もう食べれないくらいに満腹で…

翔「喜んでくれてよかったよ」

皿をキッチンに下げてくれた翔くんが
こっちに来て

唇が重なった

潤「んっ…ん…っふ…うん…めっちゃ嬉しかった…」

翔「風呂…入ろうか?」

一緒にお風呂のお誘いも久しぶりで

それだけで少し躰が熱くなった気がした

潤「うん…俺,お湯溜めてくるよっ」

今日は全部翔くんがやってくれてるから
それくらいしたくて

浴室に向かって

壁も浴槽もピカピカなのを見てまたびっくりした

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