第53章 ダイヤモンド
Satoshi side
和「家に来てくれてありがと…」
俺の胸にぎゅっとくっついて
小さなカズの声が聞こえた
普段素直じゃないからこそ
こういう一言が嬉しいし…愛おしい
智「ずっと一緒にいよう…」
胸元のカズの顔を包むようにあげさせて
唇を重ねた
和「んっ…んん…さと…っ」
迎えるように開いてくれた唇の間に
舌を潜り込ませると
小さな水音が響く
舌を絡めながら
カズのシャツの裾から手をいれると
和「あっ…ぁ…んっ…」
ピクっとカズの躰が揺れて
甘い声が鼓膜を擽った
智「声…あんまり出しちゃだめだよ…?」
耳元で囁きながら
耳たぶに舌を這わせると
和「ぁあっ…だって…バカ…っ」
怒ったように見てくるけど…
その瞳には涙が浮かんでいて
智「ふふ…可愛い…」
躰がどんどん熱くなってくる
カズのシャツを頭から抜き取って
小さく主張している
胸の飾りをちゅっと吸うと
和「んあっ…ぁぁ…っ」
ガクンと浮いたカズの腰が躰に当たった
その中心はもう布越しでもわかるくらい
熱く…硬くなっている
でも…気づかないフリをして
もう片方の飾りを指先で転がすように弄りながら
口に含んだ飾りに軽く歯をたてた