第52章 フェイ・エリーダニー
Masaki side
雅「あっ,あっ…やぁっ…まさっ…んぁっ…激しっ…んぁぁっ…」
いつもより大きい…
昌宏さんの中心が
ナカの気持ちいいところを擦りながら
奥をリズムよく突き上げてくる
汗ばむその躰に手を伸ばすと
無意識に背中が反る躰をぎゅっと抱き締めてくれた
素肌も…躰のナカも…
ぴったり密着して…
心も躰も全部満たされて…
どんどん限界がこみ上げてきた
雅「ぁあっ…あ…まさひろ,さんっ…も,だめ…っ」
背中に回した腕に力を込めて言うと
昌「んっ…俺も…もうイく…っ」
さっきまでより
腰の動きが激しくなって
雅「ぁぁあっ…一緒…がぃいっ…ん,あ…ぁああっっ」
それに耐えられなくて
お互いのお腹の間に白濁を吐き出した
昌「っ…く…んっっ」
ほぼ同時に耳元で昌宏さんの声も聞こえて
躰の一番奥がじわっと熱くなった
雅「はぁっ…昌宏さん…っ」
乱れた呼吸のまま呼びかけると
躰をずらして
俺の隣に移動した昌宏さんが
俺の躰を腕の中に抱き寄せてくれて
昌「ん?」
汗で張り付いた前髪をかきあげてくれる
雅「あいしてる…」
そう言うと同じように
昌「あいしてる…雅紀…」
言葉が返ってくる
その昌宏さんの後ろの窓のカーテンの隙間から
少し大きめの満月の光が入ってきていた
雅「あ…今日スーパームーンなんだね…」
俺の言葉に昌宏さんも窓を振り返った
大切な人と見た
ちょっと特別な満月…
きっとその光は
僕らの未来を照らす…
*To be continued....