第52章 フェイ・エリーダニー

Masahiro side

雅「あっ…んぁぁっ…ぁっ…」

雅紀の躰が弓なりに反って
逃げていきそうになるのを
腰を抑えて引き戻した

雅「あっ…んんっ…おっき…」

昌「バカ…煽るな…」

奥までいっきに貫くと
ぎゅうっと締め付けるナカに
しばらく身を収めた

昌「っ…はぁ…ちょっと…力抜いて…」

苦しくて思わず呟くと

雅「ふふ…昌宏さんの…すごいもん…」

頬を染めながらも
雅紀が余裕そうに俺を見上げた

昌「おまえのナカも…熱くてヤバイって…」

もう何度もしてるのに…
いつも雅紀に持っていかれそうになる

気を抜いたら負ける…

雅「昌宏さん…顔怖いって…」

昌「なぁ…もう動いて良い…?」

余裕がなくなって
返事を聞く前に雅紀のナカから
ギリギリまで腰を引いて
またいっきに奥へ送り込んだ

雅「えっ?あっ…ぁあっ…ちょ…んぁあっ…」

雅紀の躰がまた反り返って
衝撃に耐えていた

昌「ダメだ…俺も今日…興奮してんのかな…余裕ねー…」

なんだか気持ちがいっぱいいっぱいで
それに比例して躰も

すぐにでも吐き出してしまいたくなっているのを必死で堪えた

雅「あっ,あっ…やぁっ…まさっ…んぁっ…激しっ…んぁぁっ…」

雅紀の腰を押し上げて
最奥へ届くように
何度も強く突き上げた