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センニチコウ-変わらない愛を永遠に-

第51章 カーフ


Masaki side

雅「んっ…んん…っ」

松にいの口から流れ込んでくる

シュワシュワする液体は

好きな人からのキスの感覚も混ざっているのか

少し甘くてスッキリしていておいしい…

昌「うまい?」

俺の頬を包んだまま聞いてくる松にいの首に腕を回して

雅「うんっ…もっと飲ませてっ?」

そのおいしいお酒を強請ると

雅「んっ…ふ…んっ…」

松にいがお酒を口に含んで
また飲ませてくれた

慣れないアルコールが回っているのか

躰は火照って熱いし
頭もだいぶふわふわする

何度目かのお酒を飲ませてもらったとき

昌「可愛いな…眠い?」

そう言いながらソファの上で
ぐっと躰が抱き寄せられた

松にいと躰が密着すると

その腕の中が心地よくて
余計に感覚が曖昧になっていく

雅「んー?眠くないよ?ね…まだ飲みたいっ…」

でもまだ寝たくはなくて

次のお酒を強請りながら

あったかい肩の上に頭を乗せると

雅「松にいの匂いがする…」

安心する匂いがしてどんどん瞼が重くなってきた

昌「もう酒はやめとけ…」

雅「えー…やだ……」

背中から腰に手が降りていくのを感じながら

白い意識の中で返事を返して…

昌「雅紀?」

呼ばれた声に返事をしたような…しないような…

気づいたら夢の中にいた…
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