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センニチコウ-変わらない愛を永遠に-

第6章 アパタイト


Kazunari side

こんなに気持ちいと思ったことは
無いんじゃないかとさえ思う

自分の声じゃないみたいな嬌声も
躰が揺れて跳ねるのも
抑えることができなくて

あっという間に熱を放った

同時に大野さんの熱がかかるのを感じて

放ったばかりなのに
どんどん熱が上がっていくのを感じる

唇を塞いでいた大野さんが
胸に舌を這わせてきて

こんなトコでも感じるんだ…って
自分で感心するほど躰が跳ねる

そのうち,大野さんの手が
再び下に降りてきて

期待に熱を溜める中心を
通り過ぎて後ろへ回った

ふっと大野さんの指が蕾をかすめた

和「っ…ぁっやぁっ…」

突然触られたことの無い場所を触られて躰が強張る

大野さんにしがみつくと
優しく髪を撫でられた

智「ニノ…男同士って…ココ使うんだって…」

耳元で響く大野さんの綺麗な声に

躰が痺れていく

入口を探るように
くるくる撫でられると
違和感と羞恥で腰が浮く

和「あ…ぅっん…汚くない…?」

そんなトコ…自分でも触った事ない…

羞恥に耐えながら恐る恐る大野さんの顔を見上げると

今迄に見たこともないような男っぽい顔で

それでいてとろけそうなくらい優しい眼差しで

俺をじっと見つめていた

智「ニノのだから平気」

そう言った瞬間,指がグイッと蕾の中へ押されて

息の詰まるような苦しさが俺を襲った

和「あっぅっ……ぅぅっ…」

痛みなのか苦しさなのか
よくわからない感覚で怖くなる

智「ニノ…大丈夫?」

大野さんの声は優しいけど
怖くて仕方なくて

俯いたまま首を振るしかできなかった
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