第3章 ドルフィン*Dolphin*

〈雅紀×潤〉

雅紀の指がしこりに触れるたび
潤の躰がビクビクと大きく揺れる

潤「やっ…ぁっ…待ってダメっ…やぁぁっ…」

潤が雅紀の躰をギュッと抱きしめた

雅紀はそんな潤に煽られて
躰から力が抜けそうになるのを必死に堪えた

雅「っ…はぁっ…潤ちゃん…俺…もう我慢できない…」

潤「んぁ…ぁ…ぁぁっ」

雅紀は熱い吐息を履きながら
蕾からそっと指を抜き
潤に覆いかぶさっていく

潤はそんな雅紀を見つめながら
胸が高鳴っていくのを抑えられなかった

怖いけど…雅紀と一つになりたい…

そんな想いがどんどん大きくなった

潤「雅紀…」

雅「潤ちゃん…」

雅紀が潤の顔の横に片手をついて
しっかり躰を支えた

怪我していない方の脚をグッと持ち上げる

再び露わになる潤の蕾

そこに雅紀の熱い塊が押し当てられた

潤「っ…あ…っ…雅…っぅんんっ…」

雅紀がグッと腰を進めると
潤は大きく背中を仰け反らせた

雅「ダメ…潤ちゃん…息…吐いてっ…」

潤「やぁっ…ぁぁっ…無理っ…」

腰を進めれば進めるほど
潤の躰に力が籠る

雅紀はぎゅうぎゅうと押し返されるそこになんとか侵入しようと

痛みに萎えていた潤の中心に手を伸ばした

潤「あぁっ…あっ…前ダメっ…」

潤の腰がふわりと浮き上って
その直後潤の躰から力が抜けた

潤「んぁぁぁっ…ぁ,ぅぁあっ…」

その隙をついて
雅紀の中心が
いっきに潤を貫いた

雅「あっ…っく…潤ちゃ…」

きゅうっと潤のナカが雅紀を搾り取る

雅「っ…ぁっ…ごめ…ダメだっ」

雅紀が呟くと共に
腰を大きく突き上げた

潤「んぁっ…ぁぁっ…ぁぁあっ」

雅「あっ…く…潤っ…ぁぁぁっ…」

二,三度突き上げてすぐに
雅紀は堪えきれず
潤のナカを大量の熱で濡らした