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FIVE COLOR STORM

第2章 ナービー*Nabi*


Kazunari side

ドキドキしながら潤のシャツのボタンを取ろうとしたけど

少し手が震えて上手くボタンが外せなかった

潤「…和也…俺も触っていい…?」

震える俺の手を取って
潤が起き上がった

和「あ…うん…どうぞ…」

潤「どうぞって…」

笑いながら潤の唇が耳に近づいた

和「ぁっ…あっ…」

息がふわっとかかって
ちゅっとリップ音が耳の奥に響くと

下半身がゾクゾクと痺れて
あっという間に中心に熱が集まった

Tシャツの裾から潤の手が入ってきて
背中を撫でるように滑る

和「ぁっ…ああっ…待っ…ダメっ」

躰から力が抜けそうになって
慌てて潤の手を抑えた

潤「ん…どした…?やめる…?」

和「やめ…ないけど…」

潤「けど…?」

潤が俯く俺の顔を覗き込んでくる
上目遣いに…首を傾げて…

やっぱ…可愛い…

俺はまた潤をベッドに押し付けた

和「やっぱ…潤は触っちゃダメっ…俺が潤を抱くんだからっ…」

潤「え……え…?」

肩を抑えて覆いかぶさると
潤が大きな瞳をいっそう大きく見開いて
俺を見上げた

和「潤をくれるんでしょ?だから…大人しくしてて!!」

潤「え…あ……うん……え?…かずくんが俺を抱くの?」

なんかちっとも上手く行かなくて
俺の焦りは増すばかりだった

和「そう言ったじゃん!!」

潤「そ…だっけ…?」

和「もぉ…いいから…目瞑ってっ」

潤「え…うん…」

言われるがまま目を瞑った潤の唇を塞いで

無理矢理,舌をその中にねじ込んだ
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