第2章 2
Satoshi side
肌を重ねる行為も久しぶりだからか
もともと感度のいい躰なのに
いつも以上にニノの感度がよくて
最初から大きく漏れる甘い喘ぎに煽られて
めちゃくちゃにしたくなる
それでも後で辛くなるのはニノだから,と
もういいから,と
俺のモノに伸ばされる手から逃れて
ローションを手に取ったのに
突然起き上がったニノに
軽く背後に押されて
智「っ,んぁっ…ぁあ…っ」
勃ちあがって蜜を零しているモノを
口内に含まれて
たっぷりと手の中にあったローションが
意味もなくシーツの上に垂れていく
智「ちょっ…んっ…まってっ…ぁあっ…」
与えられる快感に
上手く力の入らない手で押し返しても
和「やら」
モノを舐めたまま喋るから
その振動さえ快感になって
智「…っはぁっ…あ…んっ…」
ニノの肩から手が滑り落ちて
シーツを弱く握りしめる
続けられる口淫に限界が近くなって
先に達するのだけは避けたい,と
智「っ,わかったからっ…ぁっ…
もうあげるからっ…はな,してっ…」
そう言うとようやく口から抜かれて
ニノをベッドに押し倒して
掌に僅かに残ったローションを
その蕾の周りに塗って
宛がったモノを最奥まで押し込んだ