第4章 4
Satoshi side
4日間のコンサートと
間にあった嵐にしやがれ企画の東北ロケは
何故か相葉ちゃんと2人で呑んだ夜とか
5人揃って呑んだ夜とか
スタッフさん含めて楽しんだ打ち上げとか
いろんな想い出と共に終わりを迎えた
東京に戻る新幹線の中
キャップを深く被って
寄り添って眠る翔くんと松潤
席を広く使って爆睡してる相葉ちゃん
俺の肩に凭れてうとうとしてる和也
いつもなら車内とか
俺が1番先に寝て起こされるまで起きないのに
今日はなんだか目が冴えていて
いつもは見れない光景を眺めていた
東京に無事着いて
智「和也,着いたよ」
隣で眠る和也を揺り起こす
近くから
翔「潤,起きろって。雅紀も起きて!」
寝起きの悪い松潤に苦戦しながら
相葉ちゃんも起こす翔くんの声が聞こえる
和「…んっ…着いたの?」
目を擦りながら和也が起きて
智「ん,東京だよ」
東京に帰ってきた
明日はコンサートの疲れを癒す目的で
メンバーみんなが1日オフ
だから
智「この後予定ないんでしょ?
うちおいでよ」
明日はゆっくり2人っきりで過ごしたい
そう思って誘えば
和「ん,わかった」
以前と変わらない肯定の返事だけど
確実に絆は深まったから
もう迷うことは無い