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大野さんのバカ

第4章 4


Kazunari side

初日が終わった

翔くんが段取り間違えたり
俺が歌詞間違えたり…?

それは智のコトとは関係ない

ホント…ステージは楽しかったから

ただちょっと空回ってただけ

最後には力も抜けてきて
智の挨拶も普通に聞けた

わざとなのか…
他の人の挨拶中なのに
相葉さんと翔さんが
すごいしゃべりかけてきて
終わってから潤くんに怒られた

そーゆー潤くんも話しかけてきてたけどね

初日だからミスも多かったし
本番中の段取り変更なんかもあって
バタバタはしてたけど…

やっぱりライブは楽しかった

嵐で良かったって…
この仕事しててよかったって
思える瞬間だな…

昨日まではそんな風に思えるのか
わからなかった

智の顔を見るのも嫌だったから

でも今は,ずっと見ていたい

智「…何?」

智も緊張が解けたのかフワッと笑って俺を見た

この笑顔…すきだなぁ…

潤「あのさ…もう少し隠してくれる?
一応,まだ人目あるからね?」

しばらく見つめ合ってると
智の顔の前に濃い顔が現れた

雅「大丈夫,大丈夫
この二人は普段からこんな感じだから」

普段から…?
そんなつもりもなかったけど
相葉さんが笑って言うから
潤くんが拗ねてて可愛かった

みんなで軽い打ち合わせをして
まだスタッフと話をするっていう
潤くんを残してホテルに戻った
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