第1章 A HAPPY NEW YEAR
〈 潤 〉
雑巾片手に拭き掃除に悪戦苦闘している翔兄ぃを見ながら
潤「はは…っ」
思わず苦笑を零して掃除機を手に
潤「んーっ…」
体を伸ばした…とき視界に入った埃の乗った照明
潤「ねーソコの椅子取ってー!」
せっかく大掃除だし
見ないフリはできないな,と
掃除機を置いて雑巾を持ち直した
翔「何に使うの?コレ足1本壊れてるから危ないよ?」
翔兄ぃが運んできた椅子は
確かに足が1本ぐらついている
潤「電気の上拭きたいんだけど…」
仕方なく代用品を探して視線を動かすと
翔「肩車してやるよ♪」
俺の前に翔兄ぃがしゃがみ込んだ
潤「落とさないでよ?」
その肩に足を乗せてゆっくり持ち上げられて
意外と安定してるし高さもちょうどいい
でも
潤「…っ,ちょっと!首動かさないでよ…!」
翔兄ぃの首が動くたびに
翔「んー?」
潤「あっ…もぅっ…」
ソコにあたってるんだってば…!!
ようやく拭き終えて
降ろしてもらったときには
俺の中心はしっかり反応していた
潤「もー…翔兄ぃの変態…」
上目で睨みつけると
翔「お詫びにスッキリさせてあげる…♡」
ちっとも悪びれずに
ベルトを外されてズボンを下ろされて
潤「あぁっ…」
大きくなったソコが
翔兄ぃの温かい手のひらに包まれた
翔「潤,こっち向いて?」
薄く開いた唇も翔兄ぃの唇で包まれて…
舌を差し出してしまう
大掃除しなきゃならないのにっ!!