第28章 みかん
カズヤに目でありがとうと言って、俺はその場を離れた。
とりあえず二階のトイレに避難した。
手にはべっとり、自分の白濁。
ニノの野郎…
カズヤの野郎…
生で中出し…してた…
うらやまs…
いやいや…
えっと…なんていうか。
異空間だった。
あいつらの秘め事が、こんなに淫靡なものだとは思わなかった。
ヤバイ…
これは何日かオカズになる…
こんなの雅紀にみせたらだめだ。
絶対乱入して、ニノの怒りが爆発してしまう。
これは俺だけの楽しみにとっておこう。
間違っても雅紀に出歯亀させないように気をつけておこう…
しかし…
お父さん、また勃ってきちゃった…
どうしよ、これ…
トイレをノックする音が聞こえた。
「はーい…」
ヤバ…見つかった?
「カズヤだよ」
あ…
そっとドアを開けると、するっとカズヤが入ってきた。
滾った俺をみて、ふふっと笑うと咥え込んだ。
「あっ…カズヤだめだって…」
「にーの、寝たから大丈夫…」
若いって素晴らしい…
そのまま俺を完全勃起させたら、カズヤは跨ってきて。
ローションがまだ残ってたから、スムーズに俺を受け入れて。
生で…
中出し…
しちゃった…
だめなお父さんでごめん…カズヤ…