第25章 ベルフラワー scene2
掴まるところがなくて、身体が揺れる。
指はすぐに俺の気持ちいいところを探し当てて、刺激する。
「あっ…だめっ…いきなり…」
身体が揺れて止らない。
そんな俺を見上げて、大野さんは微笑んでいる。
「あぁっ…大野さん…大野さ…」
名前を呼ぶと、近くに感じる。
大野さんの手が俺のアソコを握りしめた。
「やっ…あっ…あんっ…だめぇっ…」
前と後ろからの刺激に、身体のビクビクが止らない。
身体を離そうとするけど、気持ちよさに抗えず離れられない。
「だめだよぉ…俺…」
「いいよ…?イけよ…」
「やだぁ…大野さんの、舐めたい…」
「…えろいな…潤…」
嬉しそうにそう言うと、大野さんは手を離してくれた。
「あ…」
俺は快感が抜けていくのが寂しくなって動きが止まる。
「どうしたの?舐めてよ…」
それがわかっているのか、ニヤニヤしながら大野さんが言う。
俺は大野さんから降りると、下にずれてそれを口に含む。
大野さんの味がした。
もう雫が出ていて、俺がこうしたんだと思うと余計に高ぶって。
夢中でしゃぶった。