第24章 Coke+シーモスscene2
そんな感じで俺たちの日常はゆったりと流れていった。
嵐としての仕事は順調だった。
宮城に行くとき、カズヤを一人で置いて行くことが心配だったけど、カズヤは大丈夫と言った。
その目に力があったから、俺達は安心して宮城に行った。
宮城のホテルで、俺と相葉さんと翔さんで大変乱れた。
そりゃ…大人ですから…
ちまちまえっちなことしてたけど…
でもねぇ…?
カズヤが居なくなった日以来の3人で。
これでもかってほど責められて。
最終日まで毎晩ヤってて。
宮城に疲れに行ったようなもんだった。
これからツアー始まるけど。
地方行った時、恐いなってちょっと思った。
…そんなことはどうでもいい。
とにかく俺たちは、俺達の形を作りつつあった。
それはとても不思議な形で、きっと世間には理解され難い関係だろうけど。
カズヤが大人になって、自分の意思で何かをしたいと思った時。
それまでは。
ずっとこの関係が続いていくだろうなと思う。
少なくとも、俺と相葉さんと翔さんはそう思ってる。
カズヤ本人がどう思ってるのかはわからないけど。
俺達はカズヤを通して、より深く絆が繋がった。
だからカズヤを見届ける。
お母さんとして。
お兄さんとして。
俺達はずっと続いていく。
【END】