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カラフルⅠ【気象系BL小説】

第24章 Coke+シーモスscene2


「どう…したの…?」


そう言って翔さんに手をのばそうとした瞬間、でっかい快感が来た。


「あぁっ…も、相葉さぁんっ…」


耐え切れず翔さんの手をぎゅっと引き寄せる。


翔さんの手は冷たくて。


でも火照ってる俺の手にはちょうどいい温度で。


俺はその手に唇をつけた。


気持ちよかった。


翔さんが何か言ったけど聞こえなくて。


「な…に?」


そうきくと、微笑んだ。


くちびるの動きだけで俺に言った。



すきだよ



たった一言。



心臓がぎゅっとした。


同時に相葉さんが強く吸い上げたから、俺は堪らず果てた。


「あぁっ…もおっ…あいばかっ…」


荒い息で毒づいてみても、相葉さんは微笑んでて。


翔さんが相葉さんの方へ顔を向けると、また唇を近づけた。


俺の上で二人は俺をまたシェアしてた。


俺はそれを見上げた。


とてもいやらしい光景。


目を閉じてキスを貪る二人をじっとみてた。


二人の舌が絡みあうのまで見えた。


前のキスとは全然違う。


お互いがお互いを求めてる。


そんな感じがした。


俺はなんだか興奮した。


見てはいけないものを見た興奮。


手で目を覆って隠さなきゃいけないのに、目が離せない。


いやらしい風景だった。
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