第24章 Coke+シーモスscene2
「浮気って…そんな…」
どんどん相葉さんは後ずさっていって、ベッドから落ちた。
ゴンっと大きな音がした。
「…ちょっと…どうなってんの?」
翔さんに向かってきいてみる。
「翔さんも浮気してんの?」
「いや、浮気っていうか…」
あれ?おかしい…
翔さんまで様子がおかしくなった。
俺は下半身丸出しというだらしない格好のまま、翔さんに迫る。
「なに?浮気なの?本気なの?」
「ちっ…ちがう!」
翔さんがじりじり後ずさって、ベッドヘッドに頭をぶつけた。
ゴンっとこちらも派手な音がした。
「なんなの!?俺のこと好きって言ったの嘘なの!?」
俺がそう叫ぶと、いきなり俺の後ろに指が入ってきた。
「あっ…」
仰け反ると、前のめりに倒れた。
「和…ずいぶん余裕だね…」
指はぬるぬるがついていて、俺のなかにすんなり入ってきた。
「やっ…いやぁっ…いきなり…」
俺は抵抗するけど相葉さんの指は抜けない。
「抜いて…やだぁ…」
「和がそんな格好で居るのが悪い」
自分で脱がせたくせに…
指は俺の入り口を丹念に解している。
「和、やらしい…いい眺めだよ…」
指を動かしながら、そんなことを言ってくる。
「やめて…恥ずかしいよぉ…」