第20章 ポンパドールscene1
「智、勃ったね…」
いたずらっぽく笑うと、大野さんは身を捩った。
「もぉ…俺がやりたいのは羞恥プレイじゃないんだよぉ…」
「…だって、俺がやりたいんだもん」
「え?」
「恥ずかしがる智をみたいなぁ…」
「やだよ…潤のいじわる…」
「じゃあ、乱暴に抱いてあげないよ?」
「…やだ…」
小悪魔。
自分の欲望はキチンと主張して通すんだから。
「智ばっかりリクエストして、俺のは聞いてくれないの?」
俺はまた腰を動かす。
「っ…潤がしたいの…?」
大野さんのアソコがむくむくと立ち上がった。
「潤が俺にしたいなら…いいよ?」
この人は…
どこまで俺を翻弄するんだろう。
そんな言い方されたら、全力でやってやりたくなる。
「じゃあ、今日は恥ずかしいことと、乱暴なこと、たくさんしようね?智」
そういうと、大野さんのアソコはギンギンになった。
「やらしいね。智は」
そう言って俺は大野さんを握った。
「離さないよ?もう」
思わず本音が漏れる。
俺は大野さんを扱き始めた。
「あっ…潤っ、まだキスしてない…」
「キスしなくても、こんなになるんだ。スケベだね」
「キス、したい…潤…」
「じゃあ、智から俺にして?」