第16章 ラズベリーscene2
そういうと、翔ちゃんはにっこりわらった。
「智くん…いつも言ってくれるよね。俺の涙や汗が美味しいって…」
「え?…うん」
「美味しいよ…智くんの」
猛烈に何かがこみ上げてくる。
俺は急いで翔ちゃんを抱きしめた。
じゃないと、泣きそうだったから。
「もう…ばかだな‥翔は…」
「ふふ…智くんだって…」
背中に手を回して、俺をぎゅっと抱きしめる。
「智くん…」
「なに?」
「早く…」
「え?」
「メチャクチャにして?」
俺はもう暴走一歩手前で。
翔ちゃんをベッドに倒すと、キスをした。
もう優しくなんかできなくて、唇からはみ出しまくって、口の周りをべちょべちょにした。
もうそこからもはみ出して、そのまま首筋を舐めた。
首筋をねっとりと舐めると、翔ちゃんの口から色っぽい声が聞こえてきて。
俺はもっと聞きたくて、ソコばかり舐める。
そこから乳首へ降りて行って、翔ちゃんの好きななめ方をする。
翔ちゃんは乳首が弱いから、すぐ覚えた。
「あっ…またっ…智くん…」
いつもそこばかりしつこくするから、翔ちゃんもわかってて。
「あっ…だめだよ…噛まないで…」
乳首の先端をちょっと噛まれるのが好きなのだ。
こんなちっさいの噛むの難しいんだけど、俺は一生懸命噛んでやる。