第12章 オセロscene1
潤を仰向けにさせ、再度入る。
「あぁっ…まさぁ…もう、ダメ…」
俺の肩を押しのけようとする手を掴み、もう片方の手を取る。
かばんからガムテープを出し、潤の手首をぐるぐるに巻く。
これはコレ用のだから、剥がすときあんまり痛くないやつ。
手首を拘束された姿は、エロかった。
ほんのりと、まだ桜色の身体。
汗にまみれた額、そこに張り付く髪の毛。
だらしなく開かれた口から垂れる涎。
反り返る股間。
俺を咥え込む尻。
身を捩って、俺を誘い込む。
ガムテをつけた手首を、潤の頭上にあげて、そのまま押さえこむ。
潤のぷっくりとしたピンクの唇へキスを落とす。
同時に腰を穿つ。
「んぁっ…」
潤の中は、ますます蠢いて俺を刺激する。
激しく腰を打ち付けて、俺はそれに応える。
舌も乱暴に潤の口へ突っ込む。
潤の唾液を舌ですくい取って味わう。
「おいしい…潤…」
「あ…ばか…」
生意気なので、潤の分身を掴む。
「あぁっ…雅紀ぃっ!!」
潤の嬌声が一段と高くなる。
「雅紀…雅紀ぃ…」
俺は潤の手をとって、頭に通しぐいっと潤を持ち上げた。