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カラフルⅠ【気象系BL小説】
第10章 ラズベリーscene1
気が付いたらね、一緒にいたんだよね?
居心地すごく良くって。
俺がコーヒー飲みたいなって思うと、すっと出してくれたり。
俺がくしゃみしそうなとき、すっとティッシュくれたり。
ずっと不思議だったんだけど、今でもなんでかわからない。
きっと翔ちゃんには、俺の心を読める特別なセンサーがついてるんだ。
俺は、翔ちゃんの心が読めるセンサーが欲しい。
心の底から。
そんな俺は、大野智。
自分がにぶいことはわかってるんだ。
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