第6章 アップル・グリーンscene1
ニノからくる快感に耐えながら、恥ずかしさに耐えながら。
俺はその一言を言おうと思うけど、言えなくて。
ついに俺は泣いてしまう。
「もう…また泣く…」
そういうと、俺の涙を唇ですくって行って。
「しょうがないなぁ…」
そういうと、スエットの中に手を入れて、俺に触ってくれた。
「んんんっ…」
「あれ?下着履いてないの?」
「だって…濡れてたし…」
「やらしい…相葉さん…」
「だってぇ…ああっ…やっ…」
急にニノが俺を扱きだした。
「服が、汚れちゃうっ…からっ…」
そう言っても、ニノはやめてくれなくて。
「いいよ。気にしないで?」
平然と言って、ずっと俺を気持よくしてくれて。
「あ、こんなに濡れてきてる」
「あっ…やだっ…やだっ…」
「やなの?やめちゃうよ?」
「あっ…やじゃないっ…やめないでっ…」
そう言って俺はニノにしがみついた。
「ふふ…やーらしぃ…」
そういうと、俺にちゅっとキスをした。
でもニノの手は、俺から離れていって。
「相葉さん?これ、今から使うね?」
「え?」
手には松潤がくれた小袋があった。
「それなんなの…?」
「今からわかるよ」
そういうとにっこりと笑った。
俺のスエットを脱がすと、ニノは俺の足を広げた。
もう恥ずかしくて恥ずかしくて死にそうだった。
え?まてよ?
この展開って。
ニノは小袋を開けるとそれを手にとって、俺の後ろに塗った。
あああああ!
やっぱりそういうことかーーー!
痛くないってこのことだったのかっ
そんでそんで、俺、受けなの…?
そんな気はしてたけど…
ニノは自分のモノを出すと、俺にぐいっと押し付けてきた。
「相葉さん、初めて?」
涙目で何度も頷く。
「俺も、初めてなの。一緒だね」
そういうと、優しくキスをしてくれた。
「痛くないようにするからね」
そういうと顔中に優しくキスをしてくれた。
俺が安心するように。
俺はニノの腕を掴んでぎゅっと握った。