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カラフルⅠ【気象系BL小説】

第30章 マロンscene2+green


◇マロンside



和也が今日は雅紀と遊びに行くとかで、帰ってこない。


なんだよ、俺も誘えよと思ったものの。


まああの二人は二人で、なんだか気が合うところがあって。


リーダーと翔くんの結婚式から、また親密になってきたようで。


見てて微笑ましい。


なんたって、あの二人はみててかわいらしいのだ。


ほのぼのするというか。


天然の雅紀がやらかすと、すかさず和也がツッコむ。


雅紀が照れると、また和也が傷を抉るようにツッコむ。


そこを翔くんがフォローする。


そんな鉄板が出来上がりつつある。


あんまり和也のツッコミがきついと、雅紀は俺に抱きついてくるようになった。


それはそれで、なんだかかわいい。


なんかあいつ、女の子みたいになる瞬間があって。


にぃには彼女って言われてたから、雅紀は女の子の役で…


あ、なんか想像しちゃいけないこと、想像した…


時々、やばいくらいかわいい。


皆、気づいてるのかな?


雅紀がこんなにかわいいって。


いや、和也とはまた別だよ?


和也は俺だけの前でかわいくなってればいいの。


だって、俺だけの和也なんだから。
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