第29章 ラズベリーscene4
その日はリハーサルのために来てたスタジオのトイレに篭ってた。
もう既に息が上がってる。
「はぁっ…智くん…もう、イっていい?」
「いいよ…じゃあ、俺咥えてあげようか?」
「ん…嫌…入ったまんまイきたい…」
「ん…」
愛おしくなってキスをした。
きゅっと翔ちゃんを手で握った。
「じゃあこうしててあげる…」
「あっ…智ぃ…気持ちいい…」
ひそひそ声でどんどん乱れる翔ちゃんが愛おしくてたまらない。
俺は翔ちゃんの前と後ろを攻め続けた。
身体がびくびくっとして翔ちゃんは俺の手の中でイった。
「はっ…はぁっ…はぁっ…智もっ…」
「うん…イくよ…」
翔ちゃんの腰を持って突き上げた。
ズブズブと出入りする音がした。
トイレの中は音が響く。
いやらしいことをしている興奮が俺を燃え立たせた。
「ああっ…翔…出すっ…」
「んんっ…あああっ…智くんっ…きもちいいよっ…」
俺は翔ちゃんから出て、翔ちゃんが差し出した手の中に出した。
「はぁっ…はぁっ…翔…」
そのままキスをする。
中で出すと、翔ちゃんがお腹壊しちゃうから、いつもフィニッシュは翔ちゃんの手だ。
もう何回もこんなとこでシてるから、翔ちゃんも俺も慣れてきちゃって…
後処理も手馴れてきてしまった。
携帯用のウエットティッシュは手放せなくなった。