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標的(ターゲット)はもう1人【暗殺教室】

第2章 3学期の時間







椚ヶ丘中学校。
名門校として知られるこの学校に通ってもうすぐ2年。
来年からは3年になる。

どこかピリピリとした雰囲気が漂う本校舎。
それもそのはず。
ここでヘマをして成績を落とす訳に行かないからだ。
成績優秀者は落ちないように。
成績不振者は上に上がらなければ。
と必死なのだ。

なにしろ、3年には『エンドのE組』と呼ばれる
絶望しかない、肩書きがあるから。
その肩書きを背負わないようにと2年のこの時期からは
蹴落とし、蹴落とされ の戦いが始まる。


ボロ校舎に隔離され、差別の対象となるのか
最高設備で、差別する側になるのか。
それは、この時期に決まると言っても過言ではない。








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