第7章 第6章
なんで、選手として……
ジーッと黄瀬君を見つめていると、大輝の方へと近づいていく黄瀬君。
……なんか、話してる?
「何、話してるんだろ……」
あ、今吉先輩がニヤニヤしながら2人を見てる。
なんか今吉先輩にとって、面白いことでも話してるのかな。
「でも、あの妖怪サトリが面白がるって一体……」
ダメだ、全く想像できない。
まぁ、黄瀬君と大輝だし……
「どうせ、バカみたいな会話してるんだろうな……」
大輝もバカだったけど、黄瀬君も同レベルだって聞いたことあるし。
「早く、試合始まらないかなぁ」