第15章 第14章
「だから何で今吉サンが居んだよ!」
「朝からうるさい!」
「はぁ!?」
「とりあえず、ご飯たべて!」
「早よせんと、ほんまになくなってしまうで?」
口をパクパクしながら、眉間に思いっきりシワを寄せて今吉さんを見る大輝
そんなに、嫌いなの?
同じチームなのに……
私は嫌いじゃないよ?
苦手だけど……
「ちっ……!!」
「大輝、 “ いただきます ” は!?」
そのまま、ご飯を食べようとした大輝を慌てて止めた
「……」
「……ねぇ、光輝?パパはね? “ いただきます ” が言えないんだよ?光輝はそんな大人になっちゃーーー「いただきます!!」」
私の、勝ち
慌てたように、“ いただきます ” を言ってから食べ始める大輝
ーーーーーそう、今、私達は一緒に住んでます
“ 光輝 ” のことも、伝えた上でーーーーー