第4章 歩み寄る黒い影
リヴァイside
宴会の場所に来ると、ミカサとアルミンに会った。
リ「お前ら、エレンと一緒じゃねぇのか?」
ミ「いいえ。今日は誰かと会う予定だって言われました。」
ア「僕達はここに来てから、エレンに会ってませんよ?」
リ「そうか…」
エレンどこだ?
周りには人が多すぎて全く匂いを嗅ぎ分けることができなかった。
とりあえず、建物の中に入り、落ち着くことにした。
リ「どこ行きやがった?」
さっきよりも不安が大きくなっていた。
ん?これ…エレンの匂いじゃねぇか?
他の奴の匂いまでする。
辿っていくと1つの部屋に着いた。
間違いねぇ…ここだ。
バンッ!
俺は勢いよく扉を開けた。
リ「おい、エレ…!」
だが、目に飛び込んできたのは、エレンではなく、
男に抱えられたエレンだった。
エレンは意識を失っていて、首筋から大量の血を流していた。
リ「てめぇ!エレンに何しやがった!エレンを離せ!」
だが、男は微笑んで、
「バイバーイ♪」
窓から飛び降りた。
その後、下を覗いて見たがそいつの姿は無かった。