第4章 歩み寄る黒い影
エレンside
あれから、俺達は俺の描いていた理想の生活を送っていた。
朝はリヴァイさんの腕の中で目が覚め、挨拶をし合い、
ご飯食べるときは、あ〜んをしたり、
暇があればイチャイチャして、キスしたり、
そして夜はリヴァイさんと身体を合わせる。
俺は幸せだった。
だって、昔から思い描いていた生活だ。
ただ、誰にも言えないもう一つの行為が…
それは…リヴァイさんが俺を吸血すること。
寝る前に必ずしている。
リヴァイさんも血を飲まないといけないし、恋人として、困っているのを助けるのは当然のことだろ?
最近は吸血されるのも痛くなくなってきた。
それは、慣れてきたのかリヴァイさんが気を使っているのかは分からない。
でも、前よりも、俺を頼ってくれている。
それが嬉しかった。
ハ「てかさ…
私の部屋でもイチャイチャするの止めてくれないかな?
今大事な話をしてるんだけど…リヴァイ…」
エ「ほら、兵長!ダメですってば!仕事中はちゃんとしないと!」
リ「エレン不足…」
ハ「嘘つけ…この変態ロリコン野郎。」
リ「あ?」
エ「あぁぁぁぁ(・゚д゚`≡・゚д゚`)」
はい…今ハンジさんの部屋に来ております…
大事な仕事してるのに、リヴァイさんは俺から離れようとしない…
仕事中は本当にだめですってば!