第3章 真実
リヴァイside
次の日、俺はエレンを抱いた状態で目を覚ました。
エ「…くかー…zzz」
寝顔も可愛いな…コイツは…
エレンの頬を指でなぞると、エレンが起きた。
エ「ん…あ、おはようございます。リヴァイさん(ニコ」
リ「あぁ…おはよう」
チュッ…
エ「フフ…」
毎朝、こんなだったら幸せだな。
エ「あ、そう言えば、俺リヴァイさんに吸血されたのにヴァンパイアにはならないんですね。なんでだろ?」
リ「俺の血をお前に入れない限りならねぇよ。」
エ「そうなんですね。知りませんでした。」
笑顔を見せてそう言った。
ん?
エレンの首筋を見ると、吸血した後が残っていた。
リ「お前…これ治ってねぇぞ?」
エ「え?どうしよ…このままじゃ、リヴァイさんがヴァンパイアだってこと皆にバレちまう…」
コイツ…なんで俺の心配事…
リ「大丈夫だ。どうせ服着るんだ。」
エ「あ、そっか。」
そんな会話をして、俺らは、今日の任務に取りかかった。