第13章 Perver!! 仏 ※裏&下ネタ
「あっ、あっんん…ああ…ああん やぁ…ふらんっ、フラン…!」
「気持ちいい?」
「ん…んあ、ああ!い、…い」
「そっか、お兄さんも凄く気持ちいいよ。
ね…?小さい時に呼んでくれたあれ、言ってみ?」
「ふぁっ、あ……っにぃ、フラン…にい…」
まだ子供だったあの時よりも、随分我慢強く、紳士に育ったけれども、ひっくり返して見ればただの素直じゃない女の子のままじゃないか。
そんな所も知り尽くしているフランシスだからこそ、彼女をまた愛おしく感じることが出来るのだろう。
「そ、俺だよ。いい子だね。」
身体を支えつつ、抱き寄せて対面座位の形にすれば、快楽で崩れた美貌が近くに来た。
薄紅色に染まった頬にキスをして、耳元で愛の言葉を囁いた。
「愛しいローナ、本当は誰にも渡したくないくらいお前の事が好きなんだよ……?」
「フ、ラッ…」
「でもっ…俺よりもいい奴がいる筈だからね、お前には幸せになって欲しいから、さ」
「フランっ…い、あぁっ、イッ、く…!!」
「いやんもう、聞いてんのー?なんて、俺っ…も…、ローナ…… je t'aime 」
「ひッィ…ああァあっっ…ん!!」
腰の動きを加速させ、ローナの絶頂を全身で感じてから自分の欲を彼女の膣内に吐き出した。
「…っ!…はぁ、おっと」
精液を出し切って息をつくと、ローナの身体がこちらへ倒れ込んだ。
試しに名前を呼んだが返事がない、恐らく疲労で寝落ちたのだろう。
自身を抜き、起こさない様に慎重にベッドに横にさせ、事後始末をする。
そういえば中に出してしまったが俺らは国だしまぁ子供はできないからいっか。という謎の余裕はどこから来るのだろうか。
そんな思考を振り払い、予め近くに置いておいたティッシュで後始末をしてやる。
「…あ、」
そういえば彼女が起きた時、この状況をなんと説明したらいいのだろう。
きっと体のダルさもあるだろうし、彼女も馬鹿じゃないからすぐにバレてしまうはず。
…まぁ、変に隠すより「俺たち一線超えたよ♡」なんてボケたほうが命は残るよね。
そう気楽に思いつつ、フランシスはもう一度愛しい彼女の唇にキスをして、目を閉じた。
End