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あーるじゅうはち Ⅱ
第2章 想い
「じゃあ、いいの?」
深琴 「待って、でもその子、本当にいいわけ?僕と会っても」
誠 「は?」
誠が私より早く声を出すと、
深琴くんはジロリと誠に対して苛立ちを露わにした。
そのせいか、少し不機嫌そうな声で
深琴 「その・・・僕に好感を持っているんでしょう?それで僕に会って違った等と言われたら、お互い困ります」
つい、と言う感じで敬語になった彼は、
それに気づかずまま
深琴 「大体誠がさんの写メに写ってたんだろ?なら誠が行くべきじゃないか」
とぼやいた。
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