第1章 1
8年前
その事を母親から聞いた時頭が真っ白になった
母「浩史くん事故にあって意識不明らしいわよ」
衝動のまま東京に行こうとしたが家族に止められ落ち着いた
それから1年程がたち復帰したと聞き安心した
しかし、
帰省した際に浩史くんの家に行くと衝撃的な言葉をかけられた
神「えっと・・・誰かな?」
私の中で何かが壊れた音がした
「あ、えっと」
神母「奈桜ちゃん・・・」
後ろに立っていたひろ兄のお母さんであるおばさんは悲しい顔でこちらを見た
そして、教えてくれた
「実はあの子・・・部分的に記憶障害らしいの特に上京前の記憶がね」
「そうなんですか」