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火神とバスケ
第6章 やっと出番なのだよ□-□ヾ
全治3ヵ月の打撲だった。
治ったらバスケできると医者に言われたけど、バスケをすると大輝を思い出すから辞めた。
1mも震えなかった体が、また震えだした。
「ゆあ…」
「来ないでっ!!」
「………」
「うっ…ひっく…」
「……まだ怖えか…」
「……うっ…ん。」
そう言うと大輝は私を抱きしめた。
「だ……いきっ!?」
私がびっくりしていると、今にも消えそうな声が聞こえた。
「……ごめんな…でもオレまだ…」
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