第2章 火神くんとの出会い
隣から叫び声が上がり、その声を出した本人はイスから落ちた。
私と一緒なことしてたから、つい助けたくなって手を差し伸べた。
「大丈夫です……か……!?」
「お前さっきの!!」
私が手を差し伸べた人は、さっき私がぶつかった人だった。
「じゃあゆーの隣って……」
「桜…私も同じこと考えてるよ…」
「天野さんの隣ですね。」
「ん?あー、よろしくな…えっと…天野!」
「ぇ//…ぁ///……うん!よろしく、ひがみくん!!」
「かがみだよ、バァカ」
「あっ!!ごめんね☆火神くん!」
「桜は宮野桜だよ!よろしくひーちゃん☆」
「お……おぅ!」
「黒子テツヤです。」
「……よろしく!」
入学してすぐ黒子くんと友達になれたこと、桜と同じクラスだったこと、火神くんが隣だったこと……すっごく嬉しかった!
これから楽しくなりそう♪
そういえば…火神くん、黒子くんがバスケ部なの知ってるのかな?