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火神とバスケ
第5章 人事を尽くして“お前を愛す”?
別に落ち込んでる訳じゃなくて、今日1日火神くんと過ごして『何にも火神くんのこと知らない』って思ったら悲しくなったの…
料理が上手くて…
子供が好きで…
優しくて…
1人暮らしで…
本当に何にも知らない…
「天野!?」
私の目からは、涙がでていた。
「うっ…あのねっ…あたし、全然火神くんのことっ知らなくて…うっく……そう思ったらね、悲しくなっちゃって…っ…」
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